2009年10月02日

過去問題 H14 (問5)

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問題5 次の記述のうち、最高裁判所の判例として誤っているものはどれか。

1 裁判所が具体的事件を離れて抽象的に法律命令等の合憲性を判断できるという見解には、憲法上および法令上の根拠がない。

2 憲法第81条の列挙事項に挙げられていないので、日本の裁判所は、条約を違憲審査の対象とすることはできない。

3 国家統治の基本に関する高度に政治性のある国家行為は、それが法律上の争訟になり、有効無効の判断が法律上可能であっても、司法審査の対象にならない。

4 第三者の所有物を没収する場合において、その没収に関して当該所有者に対し、何ら告知、弁解、防御の機会を与えることなく、その所有権を奪ってはならない。

5 国会議員の立法行為は、憲法の文言に明白に違反しているにもかかわらず立法を行うというような例外的な場合を除き、国家賠償法上は違法の評価を受けない。




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posted by 木場修太郎 at 10:52| Comment(18) | 資格試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

過去問題 H17 (問6)解答

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正解 5


1 正しい

 議員の勤務に対する報酬として、両議院の議員は、肢1の通り歳費を受ける(憲法49条)。

2 正しい

 憲法88条が、「すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。」と規定している。よって、皇室財産については、憲法上、すべて国に属するものと定められ、皇室の費用も、すべて予算に計上して国会の議決を経なければならないとされている。

3 正しい

 憲法80条1項が、「下級裁判所の裁判官は最高裁判所の指名した者の名簿によって、内閣でこれを任命する。その裁判官は、任期を10年とし、再任されることができる。但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。」と規定している。よって、下級裁判所の裁判官の任期は10年であり、仮に再任されたとしても、法律の定める年齢に達したときには退官するものとされている。

4 正しい

 裁判官の職権の独立(76条3項)を図るため、裁判官には厚い身分保障がなされている。その1つとして、肢4のように、下級裁判所の裁判官に対して相当額の報酬が保障され、在任中の減額が禁止されている(80条2項)。

5 誤り

 憲法上、肢5のような規定は設けられていない。



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posted by 木場修太郎 at 10:52| Comment(1) | 資格試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月30日

過去問題 H17 (問6)

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問題6 日本国憲法が定める身分保障に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 いわゆる議員特権の一つとして、両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受けるものとされている。

2 皇室財産については、憲法上、すべて国に属するものと定められ、皇室の費用も、すべて予算に計上して国会の議決を経なければならないとされている。

3 裁判官の身分保障に関連して、下級裁判所の裁判官の任期は10年であり、仮に再任されたとしても、法律の定める年齢に達したときには退官するものとされている。

4 裁判官の身分保障に関連して、下級裁判所の裁判官は、憲法上、すべて定期に相当額の報酬を受け、在任中、これを減額することができないと定められている。

5 公務員の身分保障の一環として、官吏は、憲法上、すべて定期に相当額の報酬を受けるものと定められている。



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